増永 雄記

Yuuki Masunaga

福岡県八女市で生まれ、2歳で兵庫県川西市へ移住。体は九州男児、頭は関西人のキャラクターができあがる。

5歳よりヴァイオリンを始め、7歳より森田玲子氏に師事し基礎技術を徹底的に叩き込まれる。
10歳より相愛学園子供の音楽教室にてソルフェージュとオーケストラを学ぶ。ピアノとソルフェージュに苦手意識が生まれるも、オーケストラの楽しさを知る。

少年時代は川遊びや漫画、ゲームに夢中だったが、森田氏の指導のおかげで第51回全日本学生音楽コンクール大阪大会高校の部で入選し、本格的に音楽の道への進路を考える。
京都市立芸術大学を受験、ピアノとソルフェージュに手こずるもなんとか合格。

在学中は久合田緑氏に師事するも、教えを聞かず遊び呆けていたので多大な迷惑をかける。(なお後々まで門下生の間では増永という大変な生徒がいたと語りぐさになっていたようだ)
久合田氏よりヴィオラへの転向を提案され興味を持ち、室内楽をヴィオラで担当する事が多くなる。この頃よりヴィオラの魅力に気付き始める。
卒業後はヴァイオリンとヴィオラを掛け持ちオーケストラの仕事する。

ある時、森悠子氏の主催する長岡京室内アンサンブルの演奏を聴き感銘を受け、森氏に指導を受けるため、2003年にフランス、クールシュベールで行われた講習会に参加する。その後、長岡京室内アンサンブルへのヴィオラでの参加を勧められ、アンサンブルの呼吸感、さらにヴィオラの役割を学ぶ。
2004年京都フランスアカデミーにてJ.P.ヴァッサール氏の指導を受け、同アカデミーよりスカラシップを得て、フランス・サント音楽祭に参加。
同年ヴィオラ奏者へ転向。
2005年兵庫県立芸術文化センター管弦楽団(通称PACオーケストラ)の創立オーディションを受けるも落選。

ヴィオラを本格的に学ぶため、森悠子氏の紹介により店村眞積氏の指導を受ける。店村氏の指導により楽器との出会いと本格的なヴィオラ奏者としての経験が始まる。

2006年にPACオーケストラのオーディションを経てアソシエイトプレーヤー(契約団員)となり、2007年よりコアメンバー(正団員)、及び団内オーディションにてフォアシューピーラーとなる。

PACオーケストラ在籍中、様々なゲストプレイヤーとの共演を経て、2010年日本センチュリー交響楽団副首席ヴィオラ奏者に就任。